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高耐久材料・工法への変更

多くのマンションでは、耐久力の低い材料や工法が用いられ
10~12年毎の大規模修繕工事の時に多額の積立金が浪費されています。

代表的な耐久力の低い材料・工法 ①

屋上の露出防水は破壊力の強い紫外線にさらされ壊されていくため、
10~12年毎の大規模修繕工事で新しく取り替えられる。

― 改善されるべき高耐久力の材料・工法 ― 保護防水工法

防水層をモルタルなどでカバーする保護防水化により
数十年の耐久性を持つことができる。

保護防水工法の例

押えコンクリートやモルタルで平面の防水を太陽光から保護する
立ちより部分も板状の無機材で防水面を獲る

代表的な耐久力の低い材料・工法 ②

外壁の吹き付けタイルなどの塗装は10年程で傷み汚くなるため
大規模修繕工事の度に吹き直される。
窯変タイルは落下が多く、手直しが困難。

― 改善されるべき高耐久力の材料・工法 ― 乾式工法レンガ仕上げ

耐久性が極めて高く、落下の心配のない乾式工法のレンガ仕上げをすると
半永久的に仕上げを更新する必要はなくなる。
吹付タイル
写真1
吹き付けタイルのパターン、ゆず肌状になっている。表面はツルツルしている。着色は自由、耐久性は低い。
レンガ仕上げ工事

  • 写真2:金物取り付け工事

  • 写真3:レールと煉瓦
乾式煉瓦の工法:写真2のように防水紙の外に防腐加工の木材を縦に固定し、その外にガルバリウム金物のレールを止め付ける。 写真3のようにレールの間に煉瓦を差し込み固定、無機系のモルタル目地で仕上げる。物理的・機械的固定で落下の心配がない。

代表的な耐久力の低い材料・工法 ③

外部にあり、雨水にさらされる鉄製の手すりや階段などは頻繁な再塗装が必要。

― 改善されるべき高耐久力の材料・工法 ― 鉄製手すりなどの高耐久化

再塗装が必要のない高耐久の材料・工法に取り替える。
高耐久化前
高耐久化後
これらの改善により修繕積立金戸当り月額が6~7千円安くなります。
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