宝塚市で1995年に建設されたコーポラティブハウス(オーダー型マンション)の1住戸のリモデル計画です。左図の平面図の左側が原状の平面図です。それを右側のように変更し、デザインも美しく改善しようとの計画です。
専有面積は約70㎡で、元々の平面図は、2DKの間取りになっています。しかしこれでは、将来の売却を考えた場合は、核家族の住まいには不適格で、売りにくいと考えられます。子どもさんが2人程度とご夫婦の標準的な核家族を考える場合、最低限、3寝室の確保が必要です。ということは、少なくとも3DKの間取りに改善する必要があるということになります。そのため。リビングルームとDKとを可動間仕切りで区切れるように計画しました。右図のオレンジ色の部分が新しい寝室(約4畳大)でその右の点線が可動間仕切りを示します。この平面図は、左が北です。上のパースは流し台から東(平面図では上)を眺めたものです。