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事例紹介

戸建て住宅新築・リモデル、マンション住戸リモデル

芦屋市S町の家

東側道路からの外観。イギリスのアーツ&クラフツ様式を用いてデザインした木造2階建て住宅です。二階の窓から下の壁は、乾式工法の煉瓦張り、上部の壁はラフなタッチの色モルタル仕上げになっています。道路との間には豊かな緑を植え、お向かいのお宅の植栽と向かい合って、小さな林状の空間になっています。

LDKの台所部分から、居間部分を見たところです。左の格子戸は、玄関からの入口、正面の格子の向こうには、予備室である和室6畳が配置されています。大きい木製梁を現しにして、天井高さは2.8mを超える、のびやかな空間です。左奥にある二階への階段の上部壁はアーチでデザインされています。インテリアのデザインも、外部デザインのテーマに合わせて、アーツ&クラフツ様式を用いたデザインになっています。

間取りの図面は、上が北です。隣地は南側が敷地境界ぎりぎりに3階建てで、北側と東側が建物が建たないオープンな状況です。ですから、1階の間取りは、南側に玄関と水まわりを配置し、LDK・台所は東と北に大きい開口部を設け、光や風を取り入れています。1階和室6畳も北側と西側に開いています。

お母さんと娘さんお二人の住まいで、当面は3LDKの間取りでも良いのですが、家族像が変わった場合や、将来の売却の可能性も踏まえ、汎用性の高い4LDKの間取りをお薦めし、そのように実現しました。そのため2階は全室南向きの3寝室となっています。核家族の住まいとして求められる、基本的な間取りです。

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