医院(入院ベッドを持たない病院)ではあるが、地域の腎透析治療の専門病院であり、たくさんの透析ベッドを要する、大型の医院です。院長ご夫妻の要望で、診療部門は最先端の科学医療を提供する合理的で使いやすいプランニングと、そのイメージが視覚化した明確な造形が求められました。
また事務部門は、社寺仏閣などの伝統に豊かな柏原町のイメージに適したデザインを求められました。
左の写真は、道路からの歩行者のアプローチです。歴史的な感じの多宝塔をイメージした階段室を左手に見ながら、ハーフミラーのシャープな診療部分の壁に映る、歩くたびに変化する雲や空の様子を眺めながらのアプローチとなります。
右手のグレイな舗装は、駐車場への入口です。